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研修の「やりっぱなし」に終止符!企業向けコーチング最新トレンド

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「After Hour Session」はエグゼクティブコーチ株式会社が運営するポッドキャスト番組。
当社従業員がメインパーソナリティを務め、様々なゲストとともに「経営やコーチングの今」をお届けしています。

このブログでは、番組の内容をわかりやすい記事にして紹介します。第2回は「企業におけるコーチング導入のトレンド」です。

サマリー
・サクセッションプランや次世代育成の文脈で活用が進んでいるコーチング
・ミドルマネジメント層に対して、座学の後の実践的伴走を提供するケースが増加中
・これまでにない新たな成功体験を得るためのヒントを提供し、管理職の成長を支援したい

それでは本編をお楽しみください。

コーチングはどんな目的で誰に提供されているのか?

 

井上:今日も1日お疲れ様でした。

エグゼクティブコーチ株式会社のポッドキャスト、After Hour Session。

少しだけ緩やかに経営やコーチングの今を語る時間です。

今日は、エグゼクティブコーチ株式会社代表の出口とアカウントマネジメント部部長の佐野をゲストに、企業におけるコーチング導入のトレンドについてお話しします。

 

出口・佐野:よろしくお願いします。

 

井上:早速ですが、企業におけるコーチング導入について、エグゼクティブコーチではどういったお悩みのご相談をお受けすることが多いのですか?

 

出口:コーチングという手法は人事の領域で最近やっと市民権を得てきたような感覚がありますが、当社では以前からエグゼクティブ向けに、特にサクセッションプランや次世代育成という文脈で非常に多く活用いただいていたソリューションです。

最近の傾向としては、ミドル以下の部下層に対するコーチングのご相談がとても増えています。

その背景として「研修のやりっぱなし問題」というのがあるんです。研修を通して知識を学ぶ機会を提供しても、結局現場が「わかるけど、できないな」となってしまうことに悩んでいる企業がかなり多く存在しています。

研修で得た学びが現場で実行されていないという課題への対処として、個別のコーチングを実施するケースがこの1-2年で着実に増えてきています。私たちとしても、インプット後のラストワンマイルとして現場接続までをご支援することが増えました。

これまで数十人やそれ以上の規模で集合型研修をしていた企業様も、研修自体の規模を圧縮してコーチングの方に重点を置くケースも増えているように感じます。

 

井上:私自身も集合研修を受けたことはありますけど、打ち上げを楽しんだら次の日には学んだ内容をすっかり忘れていた経験があります。「学んだには学んだけど、どうしよう?」みたいなことはよくありますよね。

最近は研修後に1人ひとりに伴走してコーチングを行うことが増えているんですね。

 

出口:そうですね。

 

研修orコーチングではなく、研修&コーチング

 

出口:「研修か?コーチングか?」という議論もたまに耳にするのですが、私個人としては研修もコーチングも必要だと思っています。インプットは絶対的に必要ですし、それをベースに色々と考えて内省することも大事ですよね。

逆に、ベースの知識がない状態でコーチングだけを実施しても、横のつながりでの目線合わせができないので集団の力が発揮できないこともあります。使い分けが必要なんです。

 

井上:お客様と直接お話しされる機会も多いと思いますが、佐野さんのお考えはいかがですか?

 

佐野:せっかく研修で良いものを学んでも、「良いこと聞いたな」「なんかすごく勉強になったな」と思うだけで終わってしまう人たちが多いなという印象はやはりあります。

研修は人事施策として展開されることが多いと思うのですが、人事が研修の実施に満足しても、参加者が現場へ戻ったときに「研修やってきたんだよね?学んだこと何も使えてないんだけど大丈夫?」となってしまうと良くないですよね。

例えば私は営業組織に対する支援をよくさせていただいているのですが、営業に対して研修を行うならば、学んだ内容をもとにわかりやすく数字を上げないといけません。

今までのやり方で成功体験がある人ほどそれを変えたくないという思考になってしまうので、研修を通してそれを変えていただかないといけない場合でも「私はこっちのほうが得意だからこれまで通りやります」なんて話になることもあります。

せっかく研修という投資をしたのに、現場で活かされないのであれば「そもそも受けない方が良かった」となりかねません。

私たちはそんな状況に対してコーチングを提供することで、「そうはいっても環境は変化しています」「お客様の要求がこんな風に変わってきています」といった形のアプローチを続け、研修内容に沿った変化が起きるようにしつこく支援しています。

 

佐野:“しつこく”って、重要ですよね。我々はかなり粘着質が高いです。

 

佐野:出口さん自身も、スピード感はありつつ粘着質もすごいですよね。批判ではないですよ(笑)。

 

出口:ネガティブフィードバックですね、笑

 

佐野:いやいや!ネガティブじゃないです。ちょっと忘れてしまったようなことを「あれどうなったんですか?」「これどうなったんですか?」と言われたりすると、細部まで覚えていらっしゃるなんてすごいなと思います。さすがコーチングのプロです。

 

増え続ける悩みに対して、新たな選択肢を見つけてもらうために

 

井上:「今までのやり方でいいじゃないか」という、成果や成功体験があるからこそ現状に固執してしまい変化できないという問題に対して、研修でのインプットから繋がるように1対1のコーチングを通して行動変容まで向き合っていらっしゃるんですね。

 

佐野:そうですね。私たちは得意分野まで変えてしまえとは思っていません。ただ、今までと同じやり方をしていてもこれまで通りの成果が出ずに「なんでだろう?」となっている人が結構沢山いるんです。

そうした悩みの突破口として新しいやり方があるので、「このやり方で今までの自分のやり方にプラスαができて、成果も上がりますよ」「他にこんなやり方もありそうですよ?」とコーチングしていくイメージです。

強制的に変えるというよりは、その人の成果の上げ方や戦略の実行方法に対してプラスαとして役立てていただくための支援です。しつこいのは事実ですが、あくまで支援なんです。

その人にとってプラスになる、成長につながることをコーチングを通して提供していきたいと思っています。

 

井上:もともと持っている良いところにさらに新しい要素をプラスしていき、効果や成果を最大化していくための伴走なんですね。

 

佐野:そうですね。

 

井上:ありがとうございます。第2回目はここまで、企業がどうしてコーチング導入をするのか?というところで最近のトレンドをお話ししました。

 

最後までお聴きいただきありがとうございました。

次回も少し肩の力を抜いてお付き合いください。

 

 

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